東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県を
中心に全国に対応しています。
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西6-19-18 コーポラス・エノモト101
電話受付時間9:30〜20:00 定休日なし
無料相談実施中
お気軽にお問合せください
お気軽にお問合せください
0120-500-790
今回は一般的なフロートガラス(透明板ガラス)が出来るまでをご紹介したいと思います。
ガラスが出来るまでには、主に5つの工程があります。
1.調合
2.溶解
3.製成
4.徐冷
5.切断
それぞれ詳しく説明致します。
調合はガラスの原材料を混ぜる工程です。
ガラスの原材料は砂や石をベースにした珪砂、ソーダ灰、石灰などがあり、他にもガラスの素材によって様々な砂や石を混ぜて作ります。
ガラスの材料を調合したら、1,600度の高温で溶解します。
そうするとガラス細工などの原型のような粘土状の赤くドロドロした状態になります。
溶融金属の上に溶かしたガラス生地を浮かべ、厳密な温度操作をして均一に溶かした状態で広げて板状にしていきます。
溶解してドロドロになるまで熱せられたガラスをどうやって製成するかで
ガラスの種類が変わってきます。
製成したらガラスを冷やして固まらせます。
溶解したガラスは冷ませば単純にかたまりますが、徐冷も温度管理をしっかりしないと、ガラスが割れたり強度が弱くなってしまいます。
徐冷を正しく行う事で強いガラスが作られます。
板ガラスは実用される一般的な窓枠の大きさに1枚ずつ作られるのではなく、
1枚の大きなガラス板で製造して、その後切断をして一般的なガラスになります。
切断をされればガラスの製造工程は終わりですが、ガラス工場ではその後厳しい検収や搬送中に割れたり傷つかないように包装をして出荷となります。
ガラスは一枚一枚その大きさに作られていると思っていたのですが、
実は大きなガラスを作成した後に、必要な大きさにカットしている事を知りました。