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虹彩現象とは、フィルムを貼った窓ガラスの表面に、
虹のような複数の色が映って見えてしまう現象の事です。
虹彩現象が大きいものは、水に油が浮いた時に見えるような
グニャリとした感じに見えてしまう事もあります。
虹彩現象はフィルムの構造上、薄い層が何層にも重なっているためにおきます。
ガラスフィルムは大きく分けて、接着剤・基材であるPET層・耐摩耗性ハードコートの
3層構造になっています。
フィルムを部屋の内側から貼った場合、部屋の照明器具の光はまずハードコートの薄膜層に
当たります。
このハードコートの薄膜層は均一に塗工されてはいますが、目に見えないナノレベルでは
厚みが微妙に違っているのです。
この微妙な厚みの違いによって、反射しやすい光の波長が異なるため、虹色がフィルムの
表面に映り込む事になるのです。
この反射した光が、人間の目に見える光の波長である場合に虹彩現象として虹色に見えてしまいます。
このような現象はフィルム特有の構造が原因として起こる事なので、どのようなフィルムであっても、多かれ少なかれ虹彩現象は起きています。
ただし、この反射している光が人間の目に見えるレベルのものかどうかという事は別問題で、
光の加減や部屋の状況によっては、実際には虹彩現象が起きていても全く見えない場合もあります。
虹彩現象を防ぐためには、主に3種類の方法があります。
1、虹彩現象を軽減したフィルムを選択する
どのようなフィルムであっても起こる現象ですが、人が知覚できる虹彩現象を低減する技術が
各社で開発されています。今はまだこのような製品の種類は少ないのが現状ですが、
低減されている物を選んだり、フィルムによってはそこまで酷くないものもありますので、
フィルムを選ぶ際にご相談されると良いと思います。
2、お部屋の照明を変える
虹彩現象の起こりやすい照明器具があり、光の三原則である、青・緑・赤の3つで光を作る
三波長蛍光灯という照明器具です。
部屋の中から見える虹彩現象はほぼこの形式照明で起こっています。
なので、室内の照明を三波長蛍光灯以外のものに変えるのが最も有効な方法になります。
例えば、同じ蛍光灯でも三波長タイプのものではないものを使用したり、
白熱灯やLED照明にすれば虹彩現象はほとんど見られなくなります。
3、外貼り用フィルムを貼る
フィルムは部屋の中側のガラスに貼る内貼りが基本です。
部屋の中から見える虹彩現象は部屋の光がフィルムの各層で反射する事によって起こるので、
フィルムを内貼りから外貼りに変える事により、照明の光がまずガラスに当たるので、
虹彩現象を避ける事ができます。
ただし、太陽光による虹彩現象が起こる事もございます。
しかし周辺の太陽の光の方が圧倒的に強いので、外から窓の表面に見える虹彩現象は、
部屋の中から外の景色を眺めた時に発生するものと比べると、日常生活で問題になる
レベルにはなりません。
ただ、外貼りになりますとフィルムの耐久年数が落ちてしまいますし、費用も高くなってしまいますので注意が必要です。
気になる窓ガラスフィルムのお手入れ方法はコチラ