私は先日、先輩に同行して初めて防犯フィルム施工を体験してきました。

フィルムの感想は・・・分厚い！！！(ﾟoﾟ;;と本当にビックリするくらいの分厚さでした。
ほぼプラ板ですね。こんなの貼ってあったらガラス割る気がしないな。と正直思いました。

CPマークが入っているちゃんとしたフィルムなので、市販されている物とは全くフィルムの厚さが違います。そして厚さもある為、ずっしりと重かったです。

私はフィルムを貼る前のフィルムカットを担当させてもらいましたが、これまた切るのに一苦労でした。

通常の飛散防止フィルム・目隠しフィルムなどはフィルムをガラスより少し大きめにカットし準備、軽く貼ってから窓の大きさに合わせてカッターでフィルムをカットしていきます。
しかし防犯フィルムは、分厚いので貼ってから切る事ができないので、貼る前にガラスの大きさにカットしなければならないのですが、水抜けの事も考えて、4mmほどガラスの測定値より小さく切らなくてはなりません。
窓枠によってゴムの感じが微妙に違いますし、mm単位で切らないといけないので、凄い神経を使いました。

しかも防犯フィルムは施工前なのにもかかわらず、カッターで切るのも本当に力が要りました。フィルム自体もとても高額な物ですので間違えたら大変なので、慎重に慎重に作業しました。

次はフィルムを貼る作業なのですが、これは力と体力勝負ですね。
冬なのに半袖で大汗かきながらの施工でした。
フィルムが分厚いため、水抜きに相当な力がいります。
大人の男の人がヒーヒー言っちゃう位にしんどいです。

何度も丁寧に水抜き作業をして、やっと終了です。

防犯フィルムは透明ですので、見た目は普通のガラスと見え方は変わりませんでした。
貼ってあるのも端の方を見ないと分からないと思います。

防犯フィルムを施工してみて思った事は、私はフィルムは小さなサンプルでしか見た事がなかったので、CPマークは付いているけど、こんなので本当に防犯なんて大丈夫なの？と正直思っていましたが、実際の大きさでフィルムを見て触ってみて、これは凄い！と思いました。
絶対に割れない訳ではないけど、あれを割るには相当頑張らないといけないだろうな・・・
そこまで頑張れる人は逆に凄いなと思いますよ。
性能を疑ってごめんなさい！と施工しながら思ってしまいました。

皆さんに知ってもらいたいのは、市販の防犯フィルムは窓全体に貼るものではなく、クレセント（鍵の場所）部分しか貼れません。
せっかくの防犯対策なのですが、クレセント部分だけではフィルムを貼っても全く意味がありません。
防犯フィルムは窓全体に貼ってこそ絶大な効果が得られます。
CPマーク付きの防犯フィルムは市販されていませんので、業者さんに頼むしかありません。
少しお値段はかかってしまうかもしれませんが、安心安全を選ぶのであれは、仕方ないのではないかと思います。

防犯フィルムはフィルム自体もお値段がしますし、施工にも本当に技術がいります。
ご自分で貼って後悔する前に是非ご相談いただければと思います。