どちらも視線を遮るのに役立つガラスです。

大きく違うのは、ガラス表面の加工の仕方です。また、型板ガラスは透明に近いですが、すりガラスの方は乳白色です。

ガラスが濡れた時も大きく違って、すりガラスの方は見えやすくなってしまいますが、型板ガラスの場合はさほど変化がありません。

浴室には型板ガラス、室内扉や室内の装飾窓等にすりガラスが使用されています。

すり加工された面が水で濡れると、透明に近づきます。
せっかく目隠しの為にすりガラスを入れても、水がかかり見えやすくなってしまったら意味がありません。
また汚れが付着すると取り除きにくい為、浴室や台所での使用は避けた方が良いです。

手垢が付き易いという点もあります。

耐熱温度は110℃となっております。沸騰した100℃のお湯をかけても割れないと言う事にはなります。ただ、急激な温度変化には弱いので、急激に冷えているガラスに110℃以下でも熱いお湯をかけたりすると、急激な温度変化により割れてしまう可能性がありますのでご注意下さい。

はい。できます！

ただ加工してある面に貼ることが出来ませんので、貼る面に注意が必要です。

室内の扉等によく使われていますので、地震の時に割れた時に危なくない様に、飛散防止のフィルムを貼られる方がほとんどです。

いざという時に、貼ってて良かったと実感して頂けると思います。

フロートガラスとすりガラスを比べると光が入って来ないと思われ方が多いと思いますが、同じ厚さのフロートガラスとすりガラスの光の透過率は変わりません。暗くなる様に感じるのはすりガラスの光の通し方がフロートガラスと違うからです。

フロートガラスはそのまま直線的に光を通すのに対して、すりガラスは光を拡散して光を通します。なので、すりガラスでも光の透過率は一緒になります。

すりガラスだからカーテンはいらない。とはなりません。光がガンガン入って来ますし、紫外線、赤外線も入って来ます。紫外線等をカットするにはやはりフィルムが必要です。窓ガラスの紫外線カット、目隠しをお考えの方は是非一度フィルムをご検討下さい。